新宿・ルミネthe よしもとの舞台監督でありながら、THE MOTOROLLERS(ザ・モトローラーズ)やTHE SESELAGEES(ザ・セセラギーズ)のバンドで活躍中の河内一治(コウチカズハル)さん。今回、舞台監督について、ライブ活動など、いろんなお話を伺いました。

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|ちょっと人と違うことしないと。だから素で行こうと思って。

 

河内一治さん 以下 KK

 

―― 舞台監督についてやこれまでの経緯などをお聞かせ願いますか。

 

KK:もともと上京した理由は、あの、、役者になりたかったんですよ。ドラマや映画などのちょい役をやっていまして、でも小さい事務所だったので、先輩が公演を打つとなったらお手伝いとかするじゃないですか。そこで舞台の仕事を自然と覚えていきましたね。

自分が芽が出ないな、もう表に出るのをやめようってなったときに舞台監督という仕事を選びました。そのときは表に立つ人の気持ちがわかる裏方になろうと思っていました。

 

――なるほど。

 

KK:こういうときこういうこと考えているから、こういう立ち回りをしたいなとか、、でも僕みたいな人、実は多いんですよ。今続いているルミネの仲間も、元役者ばっかりなんですよね。

 

――そうなんですね。

 

KK:ああそうか、みんな同じなんだな、、だったら違うところで競争しないといけないと。ちょっと人と違うことをしないと仕事をもらえないと思ったんです。そのときに素で行こうと思って。

 

――素で?

 

KK:はい。

 

一同笑

 

KK:ホントはですよ、(裏方って)黒いジャンパー着て、黒いズボンはいて、なるべく目立たないようにして立っている仕事じゃないですか。

 

――はい(笑)

 

KK:それをやめようと思って。

 

一同笑

 

KK:金髪にしていって、チェックのパンツはいて行って、今日これでやりますみたいな。

 

――笑

 

KK:もちろん注意されますよねぇ。

 

――笑 とんがってますね。

KK:それで何年か経って、悪目立ちはしますけど、あの人ちょっと変だよねって認識され、まあそれは元々の僕なんですけど。

 

――笑

 

KK:あ、そうか、、えっと舞台監督としてはですね、、

 

一同  あはははは 笑笑笑

 

KK:ズレてしまいましたね。

 

――いえ、いいんですよ。

 

KK: 今(舞台監督)はお笑いやってますけど、その前はお芝居の舞監とか歌モノなどやっていました。でもやっぱりお笑いが一番面白いなと思って、ここに居座っています。

 

――もう長いんですか?

 

KK:2004年くらいからですかね。ルミネが出来てから3年目くらいからいるので。

舞台監督という仕事は、音響さんや照明さんと違って説明しづらいんですよ。資格は持ってないですけど、あらゆる仕事(音響や照明)の仕組みはわかってないといけないから、勉強はするんですけどね。

 

――なるほど。

 

KK:舞台監督って主に何やってるの?って聞かれたら…

 

観てる。

 

――笑  カッコいいですね。

 

KK:でも、誰でもなれるんですよ。監督は資格がないから…。持ってるのは車の免許!

 

――笑

 

KK:近所の人はどう思ってるんだろう・・・。奥さんも働いてないし、仕事行ってきますってこんな格好で出ていくんですよ笑  何屋さん?って思っているでしょうね。

 

|音楽について



――どのような経緯でバンドを始めることになったのか、またバンド活動についてもお聞かせください。

 

KK:裏方の手伝いをしていたときに、1本吸い終わるまでの喫煙所トークあるじゃないですか。音楽とかやってるんですか、昔ちょっとやってました、どんな聴くんですかみたいな。

 

――はい。

 

KK:そこでたまたま今のメンバーの人、一番最初、川島さん(くっきー)と話してて、じゃあ今度スタジオ入ります?どんなんで行きます?みたいになって、、

 

――へぇー!

 

KK:それでカントリーとかアイリッシュ系のアコーディオンが入っている音楽やりたいねという流れになりました。

 

――なるほど。そうなんですね!

 

KK:それでそのとき、THE SESELAGEES(ザ・セセラギーズ)の前身の「猫骨」ってバンドがあるんですけど、2回くらいライブをやったのがきっかけで今に至ります。僕としては天才と絡めて嬉しいなと思います。うちのメンバーは天才しかいないです。

――バンドのリハだったり本番だったり、やってる瞬間に、お笑いとは違うジャンルでも、それは垣間見れたりするんですか?

 

KK:くっきーは天才ですね。

 

あの人はお笑いも自分が面白いと思うこともそのまま表現できて、絵や音、小道具とかも全部作るんですよ。面白いことを考えることと、面白いことを形にすること、両方備わっているのがすごいなと思って。

 

――へぇー!

 

KK:こんなの言っていいのかな…普通バンドって、新曲が出来たというときに、スタジオ行って、コード進行、こういうメロディー、ベース、リズムはこんな感じですかと合わせていきますけど。

くっきーからデータが届くんですよ。聴いたらベース、リズム、ギターが既に入ってるし、コーラスも。

 

――笑  すごい。

 

KK:「次これスタジオでやります。キーはAから始まります。覚えてきてください。」って。

 

――へぇーー

 

KK:僕らとしては、ほぼコピーするだけなんです。笑 しかも録音はひとりでiPhone並べてやるらしいですよ。録ったものを再生しながら重ねていくそうです。

 

―― 超アナログ! 爆笑  すごい~

 

KK:新曲はペースが早い時は小室さん並に3曲くらい出来てくることもあります。いつやってるのこれ?って。あの人殺人的なスケジュールなのに。

それに僕らのバンド練習は、深夜0時から朝までのオールナイトなんです。

その中でも、遅れてくる日もあれば、朝イチで飛行機なんでもう出ますとか、、いつ寝てるの?って思いますよ。でもそうやってでも音楽やりたいんでしょうね。それがないと生きていけないんですよ。

 

――すごいなぁーー。

 

KK:削って生んでるものなんで。誰に頼まれてるわけでもないのにね。やらなきゃダメなんでしょうね。

 

―― THE MOTOROLLERS(ザ・モトローラーズ)ではボーカルなんですよね?

 

KK:そうです。

 

――作詞作曲は、皆さんで考えるんですか?

 

KK:詞は僕です。…はずいな…詞は僕ですって…笑

 

一同爆笑

 

―― 詞を書く時間はどのように、、移動中ですか?

 

KK:そうですね。電車に乗っているときが一番進みますね。

 

―― 少しさかのぼりますが、小さい頃はどんな子供でしたか?

 

KK:よくあるじゃないですか、おまえ吉本行けみたいな。小さい頃によく言われてましたね。でも、吉本興業が何のことかわからないで、それ何科があるん?って聞いてたんですよ。

 

――笑 可愛い。

 

KK:学校だと思ってて、それがまた親戚にウケるみたいな、、人を楽しませることが好きで、いつもみんなを笑かせていたような子でした。

 

―― なるほど。

  

KK:僕、めちゃくちゃ田舎で生まれたんですよ。島なんですけど。漁師しかいないようなところで。

 

―― いいじゃないですか。

 

一同笑

 

KK:それなのに親ががわりと都会派で、、笑 家に親父のギターとお袋のギターがあったんですよ。フォークがめっちゃ流行ってたときだったみたいで。

 

――へぇーー(驚)

 

KK:僕が音楽に興味を持ったのは、みんなと一緒で、アニメソングから入り、お姉ちゃんの影響でこれ聴いてあれ聴いてみたいな感じだったんですけど、小学校5年生の時にビートルズのヘルプというアルバムを知って、そこからエレキサウンドとかロックにドハマりしちゃって、、そこから僕は一切変わってないんです。

それから常にロックは僕の中にあって、ロックは僕の中の「単位」なんですよ。

 

一同笑

 

KK:そう、なので何をするにもロックじゃないと嫌なんで、、僕がそういう波動を出していると、同じくそういう人が寄ってきて、、助けてくれるんです。僕は助けられて生きてます。笑

  
❘いくつも顔があったっていいじゃない。全部駆使して幸せになる!

 

―― 舞台監督とバンドは、自分が出る側と裏方に回る側、ふたつの顔がありますが、気持ちの切り替えなどはありますか?

 

KK:そうですね、ONかOFFかって言われたら、、そういう切り替えのスイッチはなくて、どっちも考えているんですよずっとたぶん。笑

 

よくどっち?って言われるんですよ。裏なのか表なのか。

 

―― はい。

 

決めなきゃだめなのかな、って思うんですよね。わがままなのを重々承知な上でなんですけど、好きなことだけやって生きて行きたいです。


|プライベートについて

 

 ――お休みはありますか?

 

KK:休みは、、今月は2日休めるかな、くらいですかね。

 

―― 忙しいですね。 掛け持ちですものね。

 

KK:一年のスケジュールはもらってはいるんですけど、フリーアルバイターと一緒なんで、基本形式は。まあ家でぼーっとする時間が無いわけではないですが、用事以外は何かしら仕事入れてますよ。

 

―― そうですか。

  

KK:僕、一番すごいのが嫁だと思ってて。夜遅くなっても、ちゃんと何か(食事)あるし、部屋着がぽんと置いてあるんです。

行ってきますも玄関まで来るし、今年結婚して10年目になりますけど、一度も欠かすことなく・・。

嫁のやりたいことが育児なので、おまえは働かなくていいと…その分僕が働けばいいので、なので専業なんですけど。

 

――すごいですね。

 

KK:カバンひとつで出てきた僕が、帰る場所があるんだから・・・帰るところを作ってもらってますからね。

 

――なんだかじんときました。お互い尊重しあっている素敵なカップルですね。

 

|最後に

 

――Spigenには 「something You Want!」 常にお客様の立場になって考えて研究をし続けるいうスローガンがありまして、本日、聞いたお話とリンクすることが多々ありました。

 

KK:僕の企業理念と一緒ですよね。

 

一同笑

 

KK:僕の信義もそこなんで。演者がやりたいことをやらせる。そこで制限がかかるところをどう近づけてあげるのかを常に考えるのが僕の役目。

 

最後にぼくがやりたいのは、今はお笑いの世界にいるので、僕もお客さんを笑わせたいんですよ。お客さんが笑えば僕らの仕事って成功なんです。ウケたときが一番嬉しいです。

 

――今日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

 

【ライブ情報】

ReG 8th Anniversary DREAM MATCH

2018年5月27日(日)
OPEN 16:00  START 17:00
前売2800円 当日 3300円 (ドリンク代別途)

-出演-

UCHUSENTAI:NOIZ
GELUGUGU
THE SESELAGEES
花団

前売取扱い箇所 : イープラス / 各バンド予約
イープラス : http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002252923P0030001
入場順 : イープラスNo.1~ 取り置き – 当日券
INFO : 03-6450-9346 (ReG)

REG8thAnniversary イベント内容画像

 
THE MOTOROLLERS presents
FROM THE GARAGE vol.3 
 
2018年7月1日(日)
荻窪クラブドクター
 
THE MOTOROLLERS
Mr.ワリコメッツ
MILK&WATER
デルタロケッツ
DJ TOTAKE(She-3p)
 
THEMOROROLLERS出演ライブ画像